卒業式
2013/03/01
今日は生憎の雨となりましたが、第65回卒業式が行なわれました。
今年の3年生には、本当に多くの思い出があります。
そのほとんどが怒った記憶ばかりですが、思い返してみると、3年間の早さを実感します。
入学前に練習参加してきたころから比べると、本当に大きくなったし、大人になりました。
川原は不器用な選手です。
他の選手が6割の力で出来ることを、10割でやらなければいけませんでした。
常に10割を出し続けなければ、他の選手との差は開くばかりでしたが、彼はやり続けました。
他の選手であれば根を上げてしまうことも、最後まで根を上げることはありませんでした。
川上は大きく変わった選手の一人です。
彼が変わったのは、1年生の年始に会ったときに、相手の目を見て大きな声で挨拶できたところからでした。
それまではっきりと相手を意識した対応が出来なかったことが、嘘のように変わりました。
人間誰でも、やろうと思えば大きく変われることが出来ると感じました。
今の現役選手たちにも、年末には彼の話をして変化を促しました。
彼のお陰で、長期の休みに入って、久しぶりに選手たちに会うときはいつも選手たちの変化が楽しみになりました。
そして、何より嬉しいことは、3年生全員が自分の意志で動き、自分の意志を口に出すことができるようになったことです。
初めのうちは、自分がやるべきことや言うべきことから逃げてばかりいました。
その度に、何度と無く注意してきましたが、すぐには変わらずに、また注意されての繰り返しでした。
内田が主将になったときにも、練習試合の挨拶でも注意したことがあります。
「良い経験になりました」「この経験を生かして・・・」
当たり障りの無い言葉を選ぶことは、本人の言葉ではないし、本人の意思が感じられませんでした。
だから、内田にはいつも自分の言葉で、話すように言い聞かせてきました。
そこからは、内田の意思が言葉が出るようになりました。
一番成長を感じたのは、昨年度のGW遠征の時に、直前になって選手代表挨拶をさせたときに、突然のことにも関わらず、しっかりと自分の意思と感謝の言葉を言うことができた時です。
愛媛でのあの1日は、本人の成長を強く感じた1日でした。
主将である大変さは、務めたものだけしかわかりません。
今は、その苦労とプレッシャーを真崎(2年)が非常に強く感じています。
内田には、これからも真崎に対してアドバイスを送ってほしいし、次のステージでもリーダーシップを発揮してほしいと思います。
榎本の3年間は、怪我との戦いでもありました。
ケガが治れば、新しいケガをするような選手だったと思います。
そして、これからもケガとの戦いは続いていくことでしょう。
しかし、怪我のお陰で他の選手たちには、出来ない多くの取り組みができました。
彼とは様々なことを話しました。
逃げることが嫌いで、弱さを見せることを極端に嫌がる選手でした。
そのことが悩みを深める結果になってしまったところもあると思います。
最後の高総体でも、怪我で調整が遅れ、県大会では不甲斐ない試合をしてしまい、本人はショックを受けていました。
しかし、怪我でもプレーにおいても、諦めの悪い性格で、何度も這い上がってきました。
榎本には、絶対的な信頼もあったので、インターハイのメンバーにも選び、期待に応えてくれました。
諦めの悪さは、プレイヤーにとって絶対に必要な部分だと思います。
持ち前の諦めの悪さで、何事にも負けずにこれからの大学生活、人生を進んで欲しいです。
北條はチームのムードメーカーでした。
明るく誰に対しても優しい性格で、誰からでも好かれていました。
しかし、その優しさが邪魔をして、厳しく接するべき場面での行動には多少問題がありました。
先輩として絶対に言わなければならないこと、人として許してはいけない行動。
高校生活では、あえて厳しさを出すことは、本当の意味での優しさになることも感じたはずです。
そして、彼のガッツ溢れるプレーは、見ているものにも勇気を与えるようなプレーだと思います。
これからまた、大学での「団体」での活躍を見ることが楽しみでもあります。
そして最後に、今年も3年間、最高の保護者の方々に支えられ、本当に多くのチャレンジができました。
保護者の方々がサポートしてくださったからこそ、選手たちも思いっきりやれたと思います。
3年間、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました!!
他にも多くの選手が卒業していきました。
3年生が抜けて、2年生はさらに強く最上級生としての責任を感じたと思います。
これからさらに良いチームにしていくためには、2年生の自覚が必要不可欠です。
そして、来年の今日、悔いなく卒業できるように、これからの日々を過ごしてほしいと思います。
明日は、14-18で県立大シーボルト校で練習します。
明日も応援よろしくお願いします!!
今年の3年生には、本当に多くの思い出があります。
そのほとんどが怒った記憶ばかりですが、思い返してみると、3年間の早さを実感します。
入学前に練習参加してきたころから比べると、本当に大きくなったし、大人になりました。
川原は不器用な選手です。
他の選手が6割の力で出来ることを、10割でやらなければいけませんでした。
常に10割を出し続けなければ、他の選手との差は開くばかりでしたが、彼はやり続けました。
他の選手であれば根を上げてしまうことも、最後まで根を上げることはありませんでした。
川上は大きく変わった選手の一人です。
彼が変わったのは、1年生の年始に会ったときに、相手の目を見て大きな声で挨拶できたところからでした。
それまではっきりと相手を意識した対応が出来なかったことが、嘘のように変わりました。
人間誰でも、やろうと思えば大きく変われることが出来ると感じました。
今の現役選手たちにも、年末には彼の話をして変化を促しました。
彼のお陰で、長期の休みに入って、久しぶりに選手たちに会うときはいつも選手たちの変化が楽しみになりました。
そして、何より嬉しいことは、3年生全員が自分の意志で動き、自分の意志を口に出すことができるようになったことです。
初めのうちは、自分がやるべきことや言うべきことから逃げてばかりいました。
その度に、何度と無く注意してきましたが、すぐには変わらずに、また注意されての繰り返しでした。
内田が主将になったときにも、練習試合の挨拶でも注意したことがあります。
「良い経験になりました」「この経験を生かして・・・」
当たり障りの無い言葉を選ぶことは、本人の言葉ではないし、本人の意思が感じられませんでした。
だから、内田にはいつも自分の言葉で、話すように言い聞かせてきました。
そこからは、内田の意思が言葉が出るようになりました。
一番成長を感じたのは、昨年度のGW遠征の時に、直前になって選手代表挨拶をさせたときに、突然のことにも関わらず、しっかりと自分の意思と感謝の言葉を言うことができた時です。
愛媛でのあの1日は、本人の成長を強く感じた1日でした。
主将である大変さは、務めたものだけしかわかりません。
今は、その苦労とプレッシャーを真崎(2年)が非常に強く感じています。
内田には、これからも真崎に対してアドバイスを送ってほしいし、次のステージでもリーダーシップを発揮してほしいと思います。
榎本の3年間は、怪我との戦いでもありました。
ケガが治れば、新しいケガをするような選手だったと思います。
そして、これからもケガとの戦いは続いていくことでしょう。
しかし、怪我のお陰で他の選手たちには、出来ない多くの取り組みができました。
彼とは様々なことを話しました。
逃げることが嫌いで、弱さを見せることを極端に嫌がる選手でした。
そのことが悩みを深める結果になってしまったところもあると思います。
最後の高総体でも、怪我で調整が遅れ、県大会では不甲斐ない試合をしてしまい、本人はショックを受けていました。
しかし、怪我でもプレーにおいても、諦めの悪い性格で、何度も這い上がってきました。
榎本には、絶対的な信頼もあったので、インターハイのメンバーにも選び、期待に応えてくれました。
諦めの悪さは、プレイヤーにとって絶対に必要な部分だと思います。
持ち前の諦めの悪さで、何事にも負けずにこれからの大学生活、人生を進んで欲しいです。
北條はチームのムードメーカーでした。
明るく誰に対しても優しい性格で、誰からでも好かれていました。
しかし、その優しさが邪魔をして、厳しく接するべき場面での行動には多少問題がありました。
先輩として絶対に言わなければならないこと、人として許してはいけない行動。
高校生活では、あえて厳しさを出すことは、本当の意味での優しさになることも感じたはずです。
そして、彼のガッツ溢れるプレーは、見ているものにも勇気を与えるようなプレーだと思います。
これからまた、大学での「団体」での活躍を見ることが楽しみでもあります。
そして最後に、今年も3年間、最高の保護者の方々に支えられ、本当に多くのチャレンジができました。
保護者の方々がサポートしてくださったからこそ、選手たちも思いっきりやれたと思います。
3年間、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました!!
他にも多くの選手が卒業していきました。
3年生が抜けて、2年生はさらに強く最上級生としての責任を感じたと思います。
これからさらに良いチームにしていくためには、2年生の自覚が必要不可欠です。
そして、来年の今日、悔いなく卒業できるように、これからの日々を過ごしてほしいと思います。
明日は、14-18で県立大シーボルト校で練習します。
明日も応援よろしくお願いします!!
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