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毎日がトレーニング

2013/03/15


最近は、練習の最後にトラック外で肺活系トレを行ない、試合の中で苦しい場面でも追い込んでいけるように意識しています。





写真は、珍しく上杉を抜いた北村です。








全国選抜も近づいてきましたが、現2年生とは、進路のことを話す機会が増えてきました。




個別に面談しながら、1人1人の意志を聞いています。






進路のことを話をするときには、全員グッと顔が引き締まります。







話を聞いていると、ほとんどの選手が大学進学希望です。






しかし、大学進学がゴールではありません。






大学後には、就職試験が待っています。














先日、大学4年生のOBから連絡がありました。






上手くいかない就職試験に、厳しい現実を感じているようでした。







彼は、大学ではテニス部に属しませんでしたが、勉強やゼミ・バイトなど様々なことに一生懸命に取り組んできました。






もちろん、その中で学んだことは数多くあり、自分自身の糧となっているようです。







就職試験でも、大学時代にやってきたことをアピールすることは出来ているということでした。







しかし、彼自身、今ひとつ手応えを感じていないようでした。






そういったときに、高校時代にテニスに打ち込んだ日々を思い出すそうです。







僕自身、偉そうに何かを教えることは出来ませんが、彼は全国選抜にも出場した本当の努力家でした。






わからないことがあれば、すぐに聞きに来て確認し、不得意なことでも諦めることをしませんでした。







出来ることをひけらかすのではなく、出来ないことにどういった姿勢で向かっていくかを伝える気持ちが大事なのかと感じます。








まだまだこれから正念場があると思いますが、最後まで「自分」をアピールしてほしいと思います。










OBは卒業と同時に、現役時代にやってきたことを理解できるようになります。







理想は現役時代に理解することですが、離れてみて感じることの方が多いのが現実です。







OB大学生も多くの困難を抱えながら、日々生活していると思います。






3・4年生は、「就職」という壁が出てきたときに、自分がやってきたことを再確認する時期でもあります。








そのOBは言っていました。




「高校時代は、本当に幸せな毎日でした。」







全国選抜出場は、ゴールではありません。






ただ、全員の記憶に残る大会にしたいと思います。







応援よろしくお願いします!!

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