高総体最終日
2013/06/04
6/3長崎新聞より
男子団体
F
海星 2-0 長崎西
D 真崎・西野 6-1、4-1
S1 上杉 6-1、6-0
S2 賀川 6-1、6-2
15年連続、33回目の優勝。
今日の最終日はシングルスQFからスタート。
男子シングルス
QF
上杉(2年) 6-0 藤井(北陽台)
賀川(3年) 6-1 西野(3年)
里(3年) 6-3 大崎(長崎東)
北村(3年) 6-1 矢野(3年)
SF
上杉(2年) 7-9 賀川(3年)
里(2年) 2-8 北村(3年)
F
賀川(3年) 5-8 北村(3年)
男子シングルスは、3年生同士の決勝戦となりました。
意地のぶつかり合いとなりましたが、最後は北村が隙を逃さず、初優勝を果たしました。
ケガを抱えていましたが、その影響を微塵も感じさせない内容の試合でした。
敗れた賀川も、持ち味の粘り強さから攻撃への転換が非常にスムーズでした。
準決勝では、後輩でもある上杉との対戦で、3年生の意地を見せました。
勝敗を分けたのは、サービスとリターン力。
上杉にとっては、成長する上で様々な部分を学ぶ試合だったと思います。
男子ダブルス
SF
上杉・北村(2年・3年) 9-7 長尾・矢野(2年・3年)
藤永・賀川(1年・3年) 6-8 真崎・西野(3年)
F
上杉・北村(2年・3年) 8-6 真崎・西野(3年)
男子ダブルス決勝は、第1・第2シードの争いとなりました。
6-6までどっちが勝ってもおかしくない内容でしたが、地力で勝る上杉・北村がインターハイへの切符を手にしました。
ダブルスも制した北村は団体・シングルス・ダブルスの3冠を達成。
しかし、団体はチームメイトの力を借りての優勝だったため、彼一人の力での3冠ではありません。
チームメイトへの感謝はもちろんですが、九州大会・インターハイで県大会の分までチームを牽引してほしいと思います。
今日でテニス競技の全日程が終わりました。
降雨からスタートした今年の高総体でしたが、目立ったのは3年生の活躍でした。
主将の真崎を筆頭に、北村・賀川・西野・矢野という5人がチームを引っ張ってくれました。
2年生の上杉・里にとっては3年生の意地を感じるとともに、悔しい結果になりました。
しかし、この結果がさらに2人を引き上げてくれることを期待しています。
そして、1年生で団体・シングルス・ダブルスに出場した藤永(1年)にとっては言葉では伝わらないものを感じることができた大会だったと思います。
3年生の気迫を肌で感じることができたことが今大会での収穫です。
最終日に試合を行なうということがどれほどのエネルギーを必要とするか。
そこでベストパフォーマンスを出すためには、体力・気力・技術力と全ての力が足りないということを実感できたと思います。
今大会は藤永にとっては、「マイナス」の経験をしたと思っています。
しかし、1年後、あの経験が「プラス」だったと言えるようにする必要があります。
弱い人間は、今回の経験を「運が悪かった」と思うかもしれません。
しかし、強い人間・強い選手は「運」さえも動かす力があると思います。
これから彼には、今回の「マイナス」自体も、「運が良かった」と言えるような行動や言動を繰り返していかなければいけません。
失敗を、失敗で終わらせなければ、全て運がいいということ。
これから何度も何度も失敗をすると思いますが、1年後にあのとき、あの経験があったからこそ「今」があると思えるような取り組みを続けてほしいと思います。
最後に、高総体で選手たちが全力でプレーできるようにサポートしてくれたイレギュラーや保護者の方々、そして、いつも身体のケアをしてくださる小柳整骨院の小柳先生、権藤小児科の権藤先生など関わってくださった方々に感謝します。
たくさんの応援・サポートありがとうございました!!
九州大会・インターハイと試合はこれからも続いていきます。
引き続き、応援よろしくお願いします!!
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