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合格通知

2013/12/10

今日、昼休みに北村翔平が合格報告に来ました。








国立大学である鹿屋体育大学に進学が決まり、安心した顔をしていました。






中学生でソフトテニスからテニスに変更し、九州でも能力の高かった選手の一人でした。






しかし、攻撃的なスタイルは隙も多く、勝てる試合を落とすことも多かったようです。






高校入学後は、フットワークの強化に努め、結果の出ない月日が続きました。







結果が伴わないことは本人にとってもフラストレーションを溜める要因になったはずです。







転機が訪れたのは、2年生の1月でした。







そこから本人がすべてを受け入れるようになり、取り組み方も全く変わりました。








インターハイまでその気持ちは変わることなく、取り組み続けました。







その結果、九州総体では個人シングルスで第3位、インターハイでもベスト16に進出し、団体だけでなく、個人でも九州の顔になりました。











彼を指導して感じたことは、結果の捉え方さえ変われば結果は逃げないということです。







結果をマイナスに捉えてしまえば、その後の活動意欲は低下していきます。






調子が良いときや結果が出ているときに、やる気があるのは当たり前です。





精一杯努力し、臨んだ行動には何らかの結果がついてきます。






上を目指せば目指すほど、結果への評価は厳しくなっていきます。






その決して満足できない結果にどう学び、情熱を落とすことなく次への変化のために充実した正しい選択ができるかが大切です。







情熱は選手に対しても、指導者に対しても必要な絶対的要素だと思います。







負けてがっかりしてもいいし、上手くいかなければ悩んでもいいけれど、そこにマイナスな力を引き出さないこと。







マイナスな考えは、行動や思考に自由を無くし、本来持っている力さえも発揮できない状況を作ってしまいます。







結果に対して正しい考えを持つことが、自分自身で「結果を変えられる力」を身につけることにつながります。









北村も2年生の1月から、顔つきが変わり、返事が変わり、態度が変わりました。








現役生も結果が伴わない時期に、どれだけ次に向かうエネルギーを蓄えることが出来るかが大切です。








結果に対する捉え方が変われば、自ずと結果は見えてくるものです。








明日も応援よろしくお願いします!!

 

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