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高総体を終えて

2014/06/04

昨日で全日程を終えて、今年の高総体が終了しました。






今年の団体戦優勝で16年連続、34回目の優勝。








そして、何度経験しても、決勝戦は独特の雰囲気があります。








決勝に進むためには「運」も必要な場合があることを知ったのは、昨年の九州総体。








しかし、最後に優勝するためには「実力」が必要だとも強く感じました。








結果がすべてということを考えれば、結果を出したのは、1チーム・1人・1組となります。








残りの選手たちは、負けは負けでしっかりと結果を受け止め、新たな結果を出すために進んでいかなければいけません。








まず、1年生の起用について。









今回、シングルスには蘭・今林、ダブルスに坂上を加えた3人の1年生が「海星」を背負って出場しました。








しかし、シングルスでも、ダブルスにおいても、残念ながら優勝をすることは出来ませんでした。







昨年は藤永のみ出場したことを考えれば、3人の1年生にかかったプレッシャーは大きかったはずです。








この経験が高校生活のスタート。









攻めきれなかった自分自身を反省し、恐怖を越える実力を身につけていく必要があります。













そして、初出場選手たちの躍動。








今大会1年生を除いて、2年の永田(シングルスベスト8)、3年の田中(ダブルス優勝)、有吉(シングルス準優勝・ダブルス優勝)が結果を残しました。









初出場のプレッシャーはあったとは思いますが、昨年出場できなかった分まで力を発揮する結果になりました。








そして、昨年出場の選手たちの経験値がチームに落ち着きを与えました。








上杉は昨年賀川(福岡大学1年)に敗れ、インハイ出場を逃し悔しい気持ちで1年間を過ごしたはずです。








準決勝では昨年の自分に打ち勝ち、決勝では今年の自分に打ち勝ち、優勝という結果でした。







今年の彼にとっては、誰と試合をするというよりも、自分と戦っている印象を強く受けました。







昨年の自分を乗り越え、今後はまた新しい自分を作り上げていくはずです。










長尾は団体戦をこれまで多く経験している貴重な存在です。






だからこそ、このポイントで、このゲームで求められるプレーに徹することが出来ます。







プレーに派手さはありませんが、確実性と勝負強さを持った選手で、団体戦優勝に大きく貢献しました。













そして、副将の里は昨年ベスト4から今年はベスト8という結果でした。







しかし、団体戦の決勝前の練習の際にも、重苦しい雰囲気の中、里が周りへの声かけやアドバイスに徹してくれました。








団体メンバーではなかったものの、里の一言でチームが良い緊張感を持って練習することができました。











最後に2年生の藤永大真がこの1年間で一番成長した姿を見せました。









昨年はベスト32で敗退し、結果を残すことは出来ませんでした。








1年間大会を経験するたびに、強い気持ちと確実なゲームプランを確立していきました。








しかし、今年はベスト4に進出するに留まり、インハイ出場は叶いませんでした。








今年も「負けた」事実は変わりません。







負けたことをしっかりと受け止め、新たな結果を求めていって欲しいです。










出場した全選手が精一杯頑張ることが出来たのは、サポート選手たちの存在があったからこそです。




 



3年生は佐藤を中心に、声を枯らし応援してくれました。







2年生は後輩の試合でも、ボーラーや審判など走り回ってくれました。







応援してくれる選手のために、毎年選手たちに繰り返している言葉です。






今年も、優勝をサポートしてくれたすべての方に届けることが出来ました。







多くの応援ありがとうございました!!







明日からまた全員同じスタートラインから始まります。







そして、来年の高総体まで1年を切りました。







明日も応援よろしくお願いします!!








 

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