kaisei tennis team

今日は男子が９時から嬉野の「みゆき公園」で練習試合。

女子が柿泊で練習試合でした。

男子は龍谷（佐賀）との対戦でした。

８面を使い、フルに１６時まで行ないました。

この時期にこれだけの試合をこなすことができたことは高総体に向けて自信になります。

勝ち負けはあるものの成長した姿を見せた選手が多かったように感じます。

特に高総体のメンバーの中では「矢野」、「冨永」が内容のある良い試合ができていたように思います。

他にもメンバーではありませんが、１・２年生の古森・田尾・金・小山・大塚・前田などは成長の証を見せてくれました。

まだまだ修正点の方が多いことには変わりありませんが、順調に成長していると感じました。

練習試合を初めて経験した田尾（１年生）は自分の試合が終わっても、他の選手の試合を食い入るように見ていました。

シングルスでは全敗でしたが、橋本（３年）と組んだダブルスで初勝利し、第一歩を踏み出しました。

今回、最後の練習試合を行なうことができ、海星高校にとっては非常に大きなことでした。

ケガをしている選手、調子を落としている選手、気持ちが沈んでいる選手、試合前なのでナーバスになり、様々な精神状態でこの試合を終えたと思います。

ただ、選手には「ベストを尽くす」などという目標は立ててほしくありません。

「ベスト」というのはあくまで結果であって、余計なプレッシャーがかかります。

選手には「全力を尽くす」を目標にしてもらいたいと思います。

「全力」とは、今、自分次第でできるところに焦点を合わせた表現だと思っています。

選手の全力は一人一人違います。

自分の全力を尽くし、結果としてベストにしていけるようにしていく。

理想論かもしれませんが、海星の選手は誰一人練習で手を抜きません。

つまり、今までも十分に全力を尽くしてきました。

今すべきことをその状況に合わせて、一生懸命する。ただそれだけ。

残り１週間、同じように「全力」を尽くします。