2009年を振り返って
2009/12/30
今年も残すところあと明日1日。
今年は3月の全国選抜・8月のインターハイの両方で大阪の清風に敗戦。
2度の敗戦で地方の高校が関西・関東に勝つためにはどうするかという点から始まりました。
関西遠征や多くの遠征を経験したことで、やらなければいけないことが見えてきました。
しかし、全てが上手く進んだわけではありません。
選手は今よりも悪くなることよりも上手くなることにおびえていました。
グリップが厚過ぎる、ボレーができない、シングルスができない、サーブが弱い。
何かを変えれば、上手くなることはわかっている。上手くなるとわかっていることでも、変わることに臆病になってしまう。
答えはないかもしれないが、思っているだけでは変わりません。
動き出せば、必ず結果が生まれ、その結果を良くするためにまた動き出します。
男子は3月の全国選抜で記憶にも記録にも残る試合をします。
女子は6月の県高総体で初優勝を目指します。
目標達成するために、試合までにやるべきことを1つ1つクリアしていかなければいけません。
今年の気づきはもう一つ。
行動は気分に左右される。
動かなければいけないのに、動かないときがある。
その気分をコントロールできれば、より目標達成に近づきやすい。
選手がそんな気分になっている時があるのは、わかっています。
しかし、そこで許してしまうとそれが癖になり、自分を押し上げることはできなくなってしまいます。
選手全員には、「最後に」後悔してほしくない。
それまでに良いサポートを受けてきたのならば、受けてきた全てのことに感謝して行動する。
今までのOB・OGも、そういった姿勢で取り組めた選手が良い成績以上の「達成感」を得ています。
今の高校生は非常にレベルも高いですが、それ以上に親・部員・学校・指導者がサポートしています。
特に保護者の方々のサポートのお陰で、遠征・試合・練習などが可能になっています。
どれだけの選手がそのことに気づいているかわかりませんが、卒業までにより多くの選手に気づいてもらいたいと思っています。
当たり前のことが、実は当たり前ではない。
感謝することを忘れてしまうこともある。
そういった失敗は、して「当たり前」。
失敗の「反対に」成功があるのではなく、失敗の「先に」必ず成功がある。
失敗をしたことを悔やんで、先に進まないのではダメ。
進むことこそ、成功へとつながる。やらなければ後悔するとわかっているのならば。
今年も本当に多くの方々に助けられました。
今年1年のサポート、ありがとうございました!!
今年もお世話になりましたが、来年も是非よろしくお願いします!
よいお年を。
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