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高総体を終えて

2011/06/10

高総体が終わり一段落といったところです。







振り返ってみると、今年は大変でした。



一時期は怪我が多く、思うように練習も出来ませんでした。




怪我が治ったと思うと、天候不良が続き、コートの確保に苦労しました。




試合間近になると、体調不良者の続出でチームの雰囲気は悪くなる一方でした。






そんな誰もが、下を向いてしまうような状況でも、常に上を向きプレーする選手たちがいました。





「3年生」の選手たちです。



主将の古森を中心に、田尾・森川・橋川・堀田の3年生が先頭に立ち、引っ張りました。




試合に出場したのは、古森・田尾の2人だけでしたが、他の3人の役割は非常に重要なものでした。




地味な役割が多く、大変な役割でしたが、3人は精一杯やってくれました。






そして、試合に出場した2人はさらに多くの困難がありました。








田尾は昨年から主力としてチームの中心選手でした。






しかし、新1年生が入り、チャンスはなかなかありませんでした。





最後まで高総体に出場することが難しい状態でしたが、最後まで腐らず取り組みました。





試合には北條と組んでのダブルスのみの出場でした。



上位シードはつかず、組み合わせも苦しい状況でしたが、2人は結果を出しました。




結果を出すためには、怖くなってきたときにこれまでの経験の有無が大きく結果を左右します。




最後はその経験が試合の勝敗を決めたと思います。








そして、ダブルスを組んだ北條がこれからこの経験を生かし、主力選手になるように努力していくはずです。









主将・古森にとっても、苦しい大会になりました。



団体戦から始まった試合では、普段通りのプレーができず、プレッシャーを感じていました。







そのプレッシャーは自分だけではなく、チームのことを考えてこそのプレッシャーでした。




状態は深刻で、ゲームの流れを自分自身できってしまう悪い流れは止まりませんでした。



どうにかしようと焦るあまり、ドツボにはまっていきました。






しかし、これからの彼にとって、この経験は非常に大きなものです。




キャプテンらしいキャプテンではなく、必死にキャプテンになろうとしていました。




責任感が強すぎるあまり周りが見えない状況によく陥っていました。





しかし、チームの全員が彼の背中を見ていました。




練習中、誰よりも必死にボールを追う姿勢や声を出すタイプではないけれど、必死に声を出しているのを見ていました。







そんな彼の姿勢が今回の結果を生んだと思います。




団体・ダブルスでのインターハイ出場を決め、今後さらに苦しい状況になります。





最後の1球に対する執着心を今後もチームメイトの先頭に立って、見せていってくれるはずです。








来週、17日から九州総体が宮崎県で行なわれます。



団体のメンバーは県大会と同じメンバーで臨みます。



一つでも勝ち残れるように頑張ります。




応援よろしくお願いします!!

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